会社説明会で見るべきところ
就職活動が始まると、会社説明会に参加すると思います。
会社説明会では、『先輩社員との懇談』の時間がある企業があります。
この『先輩社員との懇談』の時間に限らず、チェックしてほしいところがあります。
それは、
社員の手元の資料
です。
なぜ、社員の手元の資料をチェックしてほしいのか、その理由をお伝えします。
これは、私の経験の話です。
目次
会社説明会でチェックしてほしいところ
社員の手元の資料には何が書いてあるのか
私が、某企業の会社説明会に行ったときの話です。
その会社でも、説明会の最後に、『先輩社員との懇談のコーナー』がありました。そのとき対応してくれた社員はとてもイケメンで、優しくて、笑顔が素敵で、話を聞く感じ仕事ができそうで、先輩社員代表に選ばれるだけあるといった感じの人でした。
その時は、机を囲みながら懇談をしていました。先輩社員の手元には資料がありました。私たち学生に配られた資料(会社説明資料)と同じものかと思います。しかし、その中に見たことのない資料もありました。おそらく、「会社説明会実施要領(社員用)」といった資料かと思います。
その「会社説明会実施要領(社員用)」の中に、赤字で大きく
「会社の印象が悪くなるようなことは学生に言わないこと」
と書いてありました。
そんなことは、どこの会社でも同じだと思います。会社にとって悪くなることは言ってほしくありません。しかし、それを社員に押し付けているいるのが目に見えてしまうと、どんなにイケメンで笑顔が素敵な先輩社員でも、嫌な会社に見えてしまいます。
会社は学生に悪い印象を与えたくない
ちなみに、「会社の印象が悪くなることは言わないこと」はどこの会社でも同じ。と言いましたが、必ずしもそうではありません。
私の会社がそうです。今は私が先輩社員として説明会に参加しますが、採用担当者から次の言葉を言われました。
「会社の悪い部分も全て学生に伝えて。学生にはちゃんと理解した上で入社してもらいたい。公表できる数字はできるだけ出すし、マイナビ・リクナビとかの就活サイトにも自信をもって掲載している。」
正直驚きましたが、こんな会社もあります。
私は言われた通り、なんでも話すようにしています。
じゃあそんな先輩社員に対して、なんでも聞いてよいのか?という疑問については、以下の記事を見てください。
まとめ
説明会に参加した際には、ちょっと社員の手元の資料にも、目を向けてください。
会社の性格がわかるかもしれません。